今から約7年前の2008年末に1号店を出店した「串カツ田中」が9月14日に東証マザーズに上場しました。

 

上場初日は公募価格3,900円に対し一時は5,000円を超え終値は1,070円高い4,970円となりました。

 

ですが、大阪人からすれば、

 

「串カツ田中?」

 

「えっ、何それ?」

 

「大阪に住んでるけどそんな店行ったことも無いし聞いたことも無い」

 

という人が多いと思います。

 

実際、私自身も今回のニュースで初めて知りました。

 

それもそのはずで、このお店は、ホームページを見ると、

 

串カツ田中

 

「大阪伝統の味」

 

「大阪市西成区より田中勇吉の味をお届けします。」

 

と書かれていますが、そもそも大阪府内に5店舗しかありません。

 

現在、全国に126店舗ありますが、ほとんどが首都圏で1号店は東京の世田谷区でした。

 

それに、大阪府の5店舗にしても堺市に2店舗と岸和田市に1店舗。大阪市内では中央区と西区に1店舗ずつです。

 

「大阪市西成区より田中勇吉の味をお届けします。」なんだそうですが、西成区には1店舗もありません。

 

「田中勇吉」って人も全く誰か知りませんし、何かほんとわけわからない串カツ店ですね。大阪では完全に無名と言っていいでしょう。

 

ちなみに、今回の上場のニュースで、串カツ田中の社長が、

 

「最近は模倣店みたいのがすごく出てきた」

 

「そんな店は串打ってパン粉つけて揚げただけ」

 

と言っていましたが、大阪人としては、

 

「模倣店が模倣店って言ったらあかんでしょ」

 

って感じで、つっこみどころ満載です

 

とにかく、いかにも大阪から来ました~というような「かたり」はやめてほしいです。まるで、丸亀市に店舗が無い丸亀製麺のようですね。

 

そもそも、大阪の人間は串カツってそんなによく食べるわけではないんですよ。

 

一般の大阪人にとって串カツは日頃食べるものでは無く、大阪に遊びに来た他県民を連れていくもんなんですよ。

 

これは、以前に秘密のケンミンshowでも「大阪府民はあまり串カツを食べない」と放映していました。

 

大阪府民は、他県民が思うほど、串カツを食べていない!?

 

私自身は大阪人としてはまだ串カツをよく食べる方だと思いますが、それでもせいぜい年に5~6回ぐらいです。

 

それも、「だるま」「やっこ」「八重勝」「てんぐ」等の有名店にはまず行きません。

 

何故なら、並ばないとあかんからです。串カツなんて言ってみればB級グルメなんで並んでまで食べたいと思いません。実際、並んでるのは観光客がほとんどで大阪人はあまりいないと思います。

 

だいたいは新世界の有名じゃない串カツ店で食べることが多いですね。

 

まぁどちらにしても、大阪人は「串カツ」よりも「たこ焼き」や「お好み焼き」の方がよく食べるでしょう。

 

というわけで、串カツ田中は上場しましたが、現在の126店舗を全国1,000店舗体制にしたいそうです。

 

う~ん。何て言いますかね。飲食店を急激に拡大すると絶対にひずみが起こると思いますよ。それも串カツ店なんかを。上場までした会社に素人が余計なお世話ですけど。

 

今は「大阪風」を売りにして串カツが物珍しい関東で流行っているんだとは思いますけど今後どうなるか見ものです。

 

まずはとにかく、

 

「大阪市西成区より田中勇吉の味をお届けします。」

 

って言ってるんだから西成区に出店して下さいね。話はそれからです。もし、西成で流行ったら見直します。

 

ちなみに、大阪の串カツで一番有名な「だるま」ですが、東京には出店していません。

 

そして、だるまは大阪のそこらじゅうで見かけるイメージですが、今ホームページで確認すると大阪府内では13店舗しかないんですね。もっといっぱいあると思っていましたが意外でした。

 

だるま

 

というわけで、今までは「店出しすぎやろ」と思っていた「だるま」よりも、さらにいっぱい店を出している「串カツ田中」の話でした。