mozuhuruichi

 

大阪府は近畿二府五県のうち唯一世界遺産がないんですね。

 

ちなみに、近畿の世界遺産は登録が早い順に、

 

奈良県:法隆寺地域の仏教建造物

 

兵庫県:姫路城

 

京都府・滋賀県:古都京都の文化財

 

奈良県:古都奈良の文化財

 

和歌山県・奈良県・三重県:紀伊山地の霊場と参詣道

 

になります。

 

そして、今後の登録を目指す暫定リストに掲載しているのが、同じく近畿二府五県の掲載順に

 

滋賀県:彦根城

 

奈良県:飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群

 

大阪府:百舌鳥・古市古墳群

 

になります。

 

そして、国の文化審議会は2018年の世界遺産登録を目指す国内候補を「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」に決定しました。

 

大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」は今回が3回目の挑戦でしたが落選という結果になりました。ですので今後は2019年以降の登録を目指すことになります。

 

私はこの古墳群の中で最大の大仙陵古墳(仁徳天皇陵)には一度行きまして、ぐるっと徒歩で一周しました。歩いてみたらよく分かりますが本当に大きいですよ。

 

私は日本にある前方後円墳の内、墳丘長が300メートルを超える古墳は奈良県で一番大きい古墳である318メートルの見瀬丸山古墳と302メートルの渋谷向山古墳(景行天皇陵)をすぐ近くで見たことがあります。

 

一見すると円墳のようで全体の姿が確認しにくい見瀬丸山古墳はともかく、渋谷向山古墳はその大きさを実感することができました。けど、墳丘長が486メートルの大仙陵古墳は全然レベルが違う桁外れの巨大さです。そもそも、濠まで含めた古墳の最大長は840メートルもありますからね。

 

とにかく、大仙陵古墳の大きさを体感するには一周歩くのが一番だと思います。

 

ただですね。大きさは感じられるんですが巨大な森みたいな感じなんですよ。よく写真で見かける前方後円墳ならではの美しい形はヘリコプター等で上空から見るしかないんですね。

 

堺市役所の展望ロビーから見えるようですがウィキペディアにある写真を見たかぎり鍵穴形を確認できるほどじゃありません。

 

墳丘全景(左に後円部、右に前方部) 堺市役所21F展望ロビーより。

 

ちなみに、半周歩いて前方部の拝所で案内看板を見ていると、ボランティアの観光ガイドの人が話しかけてきました。

 

そこで、古墳のすぐ近くに上部から見下ろせるような展望タワーのようなものを建てる計画はないんですか?と聞いてみましたが、そのような計画は無いとのことでした。

 

となるとね~。同じ墳墓であるピラミッドとかと違い地上からその美しさを体感できないんですね。

 

その辺りが世界遺産登録に対してハードルになるような気がします。

 

ただ、あくまで大仙陵古墳(仁徳天皇陵)が世界三大墳墓であり、他の古墳も含めた「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産級の素晴らしい遺産なのは間違いありません。

 

近い将来、世界遺産に登録されることを大阪人として願っています。